「迷い、夢見ることをはばかるな。高い志向はしばしば子供じみた遊びの中にあるのだ。」
(フリードリヒ・フォン・シラーの言葉より)
シラーは、ゲーテ(向こう見ずは天才、力、魔法 | C’s CollectIon株式会社 | 企業経営サポートの専門家 (cs-collection.co.jp))とともにドイツ古典主義とドイツ文学の黄金期を作り上げた人物。『歓喜の歌』として有名な『第九』はベートーベン作曲の交響曲として有名ですが、その歌詞はシラーが作詞しています。
処女作『群盗』の発表後、一切の著作活動を禁止されたシラーは、亡命までして幼少期に描いた文学への夢を貫き通しました。苦労続きの人生にも決して負けることなく、若き日の強い想いを追い求めました。そんなシラーは、「青春の夢に忠実であれ。」とも言っています。
大人になると型にはまってしまったり、常識という壁に囲まれたり、守るべきものを優先せざるを得ない環境に身を置くことによって、自由奔放に夢を描くことができなくなってしまうことが殆どだと思います。子どもにはそんな壁は存在しません。(していないことを強く希望します。)子どもの時のように何かを夢中で追いかけることにより、素晴らしいアイデアや進むべき道が見えてくるのだとシラーは言っているのだと思います。いくつになっても夢を見る、そして夢を見ているから悩む。はばからずに全力で夢を追いかけましょう!
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]
毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。