「夢を叶えるコツは、狂ったように欲しがること。」
(山本寛斎著書『熱き心 寛斎の熱血語10ヵ条』より)
山本寛斎氏は、ロンドンで日本人として初めてファッションショーを開催し、その後、パリ・コレクション、ニューヨーク・コレクションにも参加した国際的ファッションデザイナー。昨年、残念ながら、急性骨髄性白血病でこの世を去られました。ファッション業界の元気印と言われた山本寛斎氏は、著書『熱き心 寛斎の熱血語10ヵ条』の中、極意3にこの言葉を掲げています。
彼はファッションデザイナーを志ざすと決めたその日、大学に退学届けを提出しました。何よりも夢を追い求めたいという気持ちがまさっていたのだそうです。世界レベルで活躍している人や成功している人のほとんどは、子どものように、とことん自分の夢にこだわっていて、自分自身も鬼気迫るほどの欲しがり方を持っていたと著書に記しています。
狙ったものを確実に手にするためには、その狙い自体がワクワクするもの、ドキドキして胸がカーッと熱くなるものでなければなりません。企業がビジョンを掲げる時、経営計画を策定する時も、それが社員にとってどれだけワクワクするものであるのかをしっかりと考えたいものです。企業が社員一丸となって何かを成し遂げるためには、このワクワク感、ドキドキ感をベースに狂ったように欲しがることができれば、必ずや実現できるでしょう。重要なのは、夢を描けるかどうかにかかっているのです。企業における夢の創造、カタチづくり、是非、弊社にお任せください。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]
毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。