「リーダーは夢づくりの名人たれ。」
(野村克也の言葉より)
2020東京オリンピックで、侍ジャパンが野球で金メダルを獲得しました。その指揮官、稲葉篤紀監督が最もお世話になったという野村克也氏。南海、南海、ヤクルト、阪神、シダックス、楽天と数々のチームで監督を務め、稲葉氏をはじめ、数多くの選手を育て上げ、輝かしい成果を収めてきた名将です。その名将が語るリーダーの条件が夢づくり。
リーダーシップとは、向かうべき方向性・ビジョンを示し、軍団をその方向に向かって動かしていくこととされていますが、いくら方向が示されていたとしても、メンバー一人ひとりが心の底からそこへ向かいたいと強い気持ちを持っていなければ、軍団はなかなか機能しません。では、どんな状況になれば、軍団は機能し、リーダーが示した方向に動いていくのでしょうか?
この答えを名将野村克也氏が教えてくれています。軍団は、メンバー一人ひとりがワクワク、ドキドキしながら、本気でその方向を目指していると極めて強い力、推進力を発揮します。それが「夢」なのです。リーダーシップのど真ん中に「夢」が必要となってくるのです。リーダーが心の底から手にしたいと思う「夢」を明確に示し、その「夢」をメンバーに伝え、メンバーがリーダーと同じ温度でその「夢」を手にしたいと思えるかどうか。
そのリーダーシップの重要なポイントを野村監督はリーダーたちに「夢づくり名人」という言葉で教えてくれているのです。貴社の「夢」づくり、「夢創造実現Project」を掲げる、夢づくり請負人の弊社がお手伝いさせていただきます。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]
毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。