「才能に恵まれていても夢を実現できない人が多くいます。それは障害を過大評価してしまったり、慎重すぎたり、思い切りが足りなかったりするからです。」
(ジェームズ・キャメロン氏の言葉より)
この言葉の主、ジェームズ・キャメロン氏は、カナダ出身の映画監督で、1997年の『タイタニック』は、世界歴代最高の興行収入(22億100万ドル)を記録し、アカデミー賞歴代最多タイの11部門で受賞しました。そして、2009年、12年間守り続けた自らの世界歴代興行収入の記録を『アバター』(28億4,700万ドル)で見事に塗り替えました。この『アバター』は、今もなお、No.1の記録を保持し続けています。(『タイタニック』は、歴代3位)
このように自分の才能を大きく開花させたジェームズ・キャメロン氏ですが、才能を活かし、夢を実現させるためには、障害にとらわれることなく、思いっきりチャレンジすることが重要だとわれわれに語りかけてくれています。二の足を踏んで才能を殺す人、一歩を踏み出せず才能を活かせない人、そんなもったいない人たちが沢山いるのだと嘆いているようにも思えてしまいます。
特に失敗を許さない文化が根付いてしまっている日本では、失敗を恐れてチャレンジできていない人が多いことが気になります。ジェームズ・キャメロン氏のこの言葉を心に刻み、才能やチャンスを無駄にしない生き方、会社の経営に邁進していきましょう。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]
毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。