強い願望が必ず導いてくれる

「僕は子供の頃から、夢が100%実現できているんですよ。『こうなりたい』『ああなりたい』という強い願望を持ち続ければ、たとえ時間がかかっても必ずそこに近づいていけるんです。何事も絶対にあきらめたらいけないんだね。」
(小出義雄の言葉より)

有森裕子、高橋尚子という二人のオリンピックメダリストをはじめ、数多くのマラソンランナーを育て上げた小出義雄氏。高校を卒業して農家になるも、箱根駅伝への強い夢を叶えるために22歳で家(農家)を出て、順天堂大学に入学し、3年連続で箱根を走りました。卒業後は教員となり、陸上指導者として市立船橋高校を全国駅伝優勝へと導きました。国内の優勝の次は世界、すなわちオリンピック。その夢に向かって強い志を持って挑み続けたと言います。結果として、有森裕子のバルセロナでの銀、アトランタでの銅。そしてシドニーではついに高橋尚子が日本女子陸上界史上初の金メダルを獲得しました。
まさに強い願望を持ち続け、あきらめずに努力し、徐々にそこへと近づき、しっかりと夢を実現させました。子供の頃から「抱いた夢は全て実現してきた」という小出監督が言う言葉ですから、しっかりと受け止めたいものです。強い願望、強い意志を持ち続け、決してあきらめないこと。それがあなたを夢に、成功に導いてくれるのです。是非、自らが掲げた夢に向かって、強い意志を持ち続けてください。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。