「夢を与えられる時には、必ず実現する力も与えられる。しかしそのためには努力しなければならない。」
(リチャード・バック氏の言葉より)
リチャード・バック氏は、アメリカの作家で元米空軍の戦闘機パイロットの飛行家です。1970年に発表した『かもめのジョナサン』で一躍、世界的に有名になりました。飛行機好きが高じて空軍に入隊し、その後も飛行機関係の仕事に没頭しますが、その生き方が『かもめのジョナサン』にも大きく映し出されています。そしてこの言葉にも。それは、人は誰もが大きな可能性を持っているということです。ただ、それは夢を抱いた時、掲げた時に。
かもめのジョナサンは、周囲のかもめたちが一様に思っていた「飛ぶのは餌を取るため」という常識とも言える考え方とは異なり、飛ぶこと自体に夢を見出し、様々な挑戦を繰り返していきます。この努力こそが夢への道なんだと言うのでしょう。要するに、人は誰もが大きな可能性を持っているが、夢を抱かなければその可能性は開かれないし、夢を抱いたとしても努力しなければその夢は実現しないのだということを伝えてくれているのだと解釈します。
この2つのポイントを是非ともあなた自身の生き方、貴社の経営に当てはめてみてください。可能性を引っ張り出し、そして実現させましょう!
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]
毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。