「宇宙に行くことは子供の頃からの夢でした。それが実現し、これから科学者として何をすべきかと考えたとき、ワクワクできる社会を育てることなんじゃないかと思ったんです。」
(毛利衛氏の言葉より)
毛利衛氏は、日本人で初めてスペースシャトルに搭乗した宇宙飛行士で、昨年の3月まで日本科学未来館館長を務めていました。子どもの頃に描いた宇宙への夢を一生懸命追いかけ、しっかりと実現させた毛利氏が、今後の世の中の一層の発展と繁栄を考えた時、「ワクワクする社会」の創造を掲げました。これは、大きな夢を実現させた、そしてその夢の実現まで自らワクワクドキドキしながら、目を輝かせて夢を追いかけた、努力した毛利氏だからこそ見えた非常に大切なことであったに違いありません。企業においても、壮大なビジョンを実現させるためには、そこに「ワクワク感」があるか否かは極めて重要です。今、自社の将来像に向かう役職員の心にその「ワクワク感」があるかどうか、しっかりと検証してみてください。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]
毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。