夢へのチャレンジが生み出す好循環

「ひとつの夢をつかんだと思ったら、次の夢が出てくる。夢にチャレンジしているから、俺はすごく若いわけです。」
(星野仙一氏の言葉より)

「燃える男」、「闘将」が代名詞の星野仙一氏。2018年1月、70歳で天国へと旅立ちました。現役時代は、中日一筋で「巨人キラー」と呼ばれ、当時圧倒的強さを誇っていた巨人から35勝を挙げています。引退後は監督となり、1988、1999年には中日を、2003年には阪神を優勝へと導きました。2008年北京オリンピックでは日本代表チームも指揮しています。そして、東日本大震災が起きた2011年からは東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務め、2013には見事、球団初の日本一を達成しました。
星野仙一氏のあのアグレッシブで若々しいリーダーシップはどこから生まれてくるのかと思っていたら、こういうことだったんですね。夢を追いかけていると、活き活きと輝き、人を寄せ付け、結果として夢が叶うとよく言われます。星野仙一氏は、一つの夢を叶えたら、次の夢をまた追いかけ、そして、また叶えるというサイクルを繰り返していたのです。だから、いつも、いつまでもアグレッシブで、若々しく、輝いて見えたのです。そうすると、周囲の人々も星野仙一氏とともに何かを追い求めたいという気持ちになり、大きな輪が広がる。その中心にいつも星野仙一氏がいて、素晴らしいリーダーシップを発揮する。こんな好循環が生まれていたのです。是非、参考にしてみてください。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。